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- コラム「木」の科学(1)
伝統が物語る「木」の素晴らしさ
世界最古の木造建築、法隆寺
7世紀に建てられた法隆寺。 |
現存する世界最古の木造建築として名高い法隆寺。1400年もの昔に創建された日本が誇る世界遺産です。このように1000年以上もの歳月を経て、美しい佇まいをみせる伝統木造建築は、建築素材としての「木」が優れた材料であることの何よりの証し。 歴史をひも解けば、有史以前の古墳時代より、私たち日本人は「木」を巧みに利用した建物に親しんできたといいます。長い歳月、日本の人々の暮らしをやさしく包み込んできた木材。東亜ハウスでは、日本の暮らしにしっくりなじむ、優れた「木」の住まいをお届けしています。
強さの秘密はしなやかさ
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四季の訪れがあり、豊かな水の恵みもある日本の暮らしには、温度や湿度の変化を調節しながら、快適さを保つ木材が建築素材として最適です。そして、そんな自然素材の心地よさにプラスして見逃せないのが、素材としての「木」の“強さ”です。 住まいとして人の手を加えていくためには、ただ強い素材というだけでは不充分です。建築素材として求められる強さは、加工や長年の暮らしにも耐えうる“しなやかさ”を持った強さでなければなりません。その点、木材は圧縮・曲げ・引っぱりといった柔軟な性質に優れており、他の素材と比べてみても、それらの性質のバランスの良さは際立っています。
本当にいちばん強い素材は、木材
※木は「杉」、鉄は「SS400」、コンクリートは「FC180」。
※「圧縮」「曲げ」「引っ張り」は、強度を比重で割った値。
※データは「ミサワホーム総合研究所」より。
建築素材に求められる“しなやかな強さ”というのは、バランスの良さを意味します。圧縮、曲げ、引っぱり…といったさまざまな耐性要素を比較したところ、抜群のバランスの良さを示したのは「木」でした。イメージだけでいうと、強さでは鉄やコンクリートが勝ると思われがちですが、実は最も強い素材は木材!鉄にもコンクリートにも勝るしなやかな強さが「木」にあるのです。
![]() ※コア構造のイメージです |
木が持つしなやかさの秘密は、その細胞構造にあります。 木は無数の細胞壁を持つ天然のコア構造になっており、 これが圧縮や曲げなどの力にバランスよく対応しているのです。 |
住まうほどに鍛えられる「木」
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「木」は人が住まうほどに耐久性を増す不思議な建築素材でもあります。たとえばヒノキなどは、だいたい200年をピークに強度が高まるといわれています。また、木材の耐久年数は樹齢の4倍といわれており、戦後まもなく植林された材木だとすると、樹齢はだいたい60年。すなわち4倍の240年はもちます。さらに人がいたわりながら暮らせば、1000年はもつだろうともいわれています。よく家を空き家にすると、早く劣化してしまうといいますが、「木」は人と暮らしてこそ、長生きができるというわけです。
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曲げ・圧縮・弾性といった強度が、 それぞれ200年をかけて高まっているヒノキ。 暮らし続けることにこそ、 木を長生きさせる秘訣があります。 |






